ブログ
ブログ一覧
4人5脚!
本日、兵庫医科大学の2次試験(面接)の合格発表があり、担当の生徒が無事合格しました。
思い起こせば2年前、当時彼が高校3年生になったばかりの頃に、私の所に指導依頼が来ました。
医学部志望の公立高校に通う生徒でしたが、とにかく理科が出来なかった。
依頼が来た数週間前に、河合塾の高2全統マーク模試を受けていたのですが、物理・化学共に30点に満たない散々な結果でした。
指導スタート時点で、お父様・お母様・本人を前に『国公立大学医学部を志望するのであれば2浪も覚悟して欲しい』と伝えたぐらいです。
そこからは、お父様・お母様・本人・私の4人5脚で一歩ずつ進め、お父様・お母様にとっても時には厳しい言葉を伝えさせて頂きながら、指導を進めていきました。
初年度は、センター試験で物理・化学が80点を超える所まで上昇しました。
勿論、医学部合格を考えると全く話にならないレベルですが、スタート時点の成績を考えるとこれでも充分なものだったと思います。
そして、浪人しても他の科目は予備校で学び、物理・化学は指導継続という形でスタートしました。
そして、今年はとうとう兵庫医科大学に合格する所まで来ました。
センター試験の英語と社会でミスがあり、国公立大学は山口大学の医学部を受験しますが、今の成績ならチャンスはあると思います。
初めは2浪も覚悟して欲しいと伝えましたが、私の想像をはるかに超える本人の努力と、そして、1家庭教師の言葉を信用して頂いたお父様・お母様にとっても、ゴールは手の届く所まで来ました。
残り3週間で国公立大学の前期試験です。
またまた、夢をかなえる一端に参加させて頂けるよう、最後まで頑張りたいと思います。
新年度スタート!
2月は、大手塾や予備校で学年が一つ上がる月、否が応でも受験生は受験を意識し始める時期です。
今年の新学年は
小学生 小学5年生 2名
小学6年生 3名
中学生 中学1年生 2名
中学3年生 1名
大学受験 高校1年生 1名
高校3年生 2名
合計11名と、個人的に決めている担当可能最大人数である16名に対し、少し余裕のあるスタートとなりました。
今年も山あり谷ありの1年になると思いますが、生徒には疾風勁草の精神で、1日1日頑張って欲しいと思います。
中学受験が遺すもの・・・
中学受験も終わり早や2週間が経過しました。
明日からは心機一転、気持ちも新たに勉強に向かって欲しいと思います。
例年、中学受験生には2月からは中学校に向けて勉強をスタートする様にお話しております。
その理由として、中学受験を経験する事は、子供達の今後の人生を左右するぐらいとても大きな2つのものを遺してくれます。
その1つ目は、学習習慣です。
少し前ぐらいから学級崩壊が叫ばれる様になりました。
しかし、中学受験を経験した子は、集中して勉強するクセが身に付いていますので、学級崩壊という状態になる事は少ないです。
そして、自分で苦手単元を見極め、その解決法を自分で探す事が出来る様になっている生徒もいます。
ここまでの学習習慣がついていると、今後様々な困難に立ち向かう時に、非常に大きな武器になると思います。
ただ、この学習習慣は簡単に無くしてしまうものですから、2月から中学校に向けて勉強を始める事で、学習習慣を継続させる事が出来ます。
中には、入学式まで遊ぶぞ~なんて思っていた生徒もいましたが、それは絶対に辞めましょう!
そして2つ目が、“成功体験”です。
中学受験で志望校に合格していった生徒は、努力する事が結果に結びつく事を無意識に知ります。
成功体験の持っていない子は、何事も始める前から“無理かも”と思いながら始めるので結果が出にくくなります。
しかし、成功体験を持っている子は、“正しい努力をすれば出来るハズ”という所からスタートするため、結果に結びつきやすくなります。
この様に、中学受験では大きな宝物を子供にもたらしてくれます。
それだけに、中途半端な気持ちで生徒の前には立ってはいけないと、常に真剣勝負のつもりで臨みますし、そんな子供の成長の一端に参加させて頂く事が出来るのも、この仕事の1つの喜びだと感じます。
第1志望に合格するためには
毎年、大手塾で志望校合格が厳しい、志望校変更を検討して欲しいと言われた生徒が私の所に来ます。
今年は、6年生スタート時点で、志望校のコースですら厳しいと言われた生徒が見事合格を勝ち取れました。
この様に、大手塾で厳しいと言われた生徒が、なぜ第1志望校に合格出来たかというとポイントは2つあると思います。
まず1つ目は、家庭教師を付ける時期です。
多くの方が、塾で第1志望校は厳しいと言われてから家庭教師に依頼されますが、ハッキリいって手遅れです。
勉強は、1度出来なくなってしまうと、そこまで戻ってやり直さない限り出来る様にはなりません。
そのため、詰まっている所を解消するだけでも時間がかかります。
ですから、家庭教師を付ける時期というのは、第1志望が厳しいかな?と感じた時に依頼する事が鉄則です。
今年は、5年生の9月~12月に依頼を頂いた生徒は、全員第1志望に合格しました。
そして、2つ目のポイントが家庭教師を信用出来るかです。
時に、家庭教師のアドバイスが大手塾でのアドバイスと異なる事があります。
この時、家庭教師を信用しろと言うつもりはありませんが、大手塾だからといって信用し過ぎるのも問題です。
あくまで、2つのアドバイスを冷静な目で比べられるかが、結果に大きく影響します。
大手塾には膨大なデータがありますので信頼度は高いですが、家庭教師は生徒の性格や、弱点を事細かく考慮しながらアドバイスをします。
この2つを上手く組み合わせる事で、志望校合格も近づきます。
折角、家庭教師を付けるのであれば、結果に結び付けなければ意味がありません。
家庭教師に依頼する際は、この様なポイントに注意すると良いと思います。
2017年度中学入試終了!
2017年度の中学入試が終了しました。
今年も、担当生徒の大半がこれまでの努力によって身に付けた力を発揮し、たくさんの笑顔の花が咲きました。
この合格に至る過程の一端に参加させて頂けた事に感謝し、来年度の入試に向けてスタートしたいと思います。
一方、大学受験に関してはここからが正念場です。
2月の大学受験に向けて再度気合を入れ直し、ラストスパートをかけていきたいと思います。