女子難関私立中学コース

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学校案内

 自然豊かな兵庫県西宮市の岡田山にキャンパスを構える関西最難関女子校。
 自由の校風が特徴で、開校以来制服を設けていない。「愛神愛隣」をモットーにしている。
 大学キャンパスも同所にあり、その優美な校舎はウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるスパニッシュ・ミッション・スタイル(南地中海様式)で、2014年に国の重要文化財に指定されている。
 英語教育に特色があり、米国人教師・日本人教師の2名がペアとなり、中学1年・2年次で週に6時間、中学3年時には週に7時間の英語授業が行われている。
 また、英語以外の教科でも英語を使用するなど、リスニングだけでなくスピーキングにも力を入れている。
 それにより、海外留学や海外研修を積極的に取り入れている。(以前担当生徒が、高校2年生の夏から1年間アメリカに留学していました。)
 文化祭や体育祭は生徒主体で行われ、実行委員を中心として学生主体で実施されている。『個人的には、実行委員は勉強そっちのけで夜遅くまで学校に残っているんで反対です(笑)』
 中学入試結果や大学合格者数は非公表と、学業面の内容だけで判断されたくないという学校方針に基づいている。
 入試難易度や生徒の話を総合すると、中学入学段階から医学部進学を考える生徒が多数いる事からも、最難関国公立大学への多数の合格者数を誇る事が想像される。

学校HP



令和5年入試結果

募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
135名  254名(+25) 250名(+22) 159名 1.57倍
   算数 国語 理科 社会 実技 合計点
満点  120点 120点 100点 100点 20点 460点
受験者平均点 非公表  
合格者平均点
合格最高点 337点
合格最低点 260点
※令和3年度 体育実技内容
  ・バスケットボールのシュート【5号ボール(20秒間)】
  ・縄跳び【二重跳び(20秒間)】
  ・マット運動【後転】
  ・ハンドボール投げ

 令和5年度入試は、コロナ禍真っ只中での入試となった昨年に比べ、志願者数・受験者数共に20名強の増加となり、昨年に比べ狭き門となった。
 今年度の関西私立中学受験では、最難関中学が軒並み受験者数を伸ばし、コロナ禍の影響が少しずつ和らいできたように感じます。

 次に各科目についてですが、点数などは非公表のため具体的な数値は不明だが、入試問題を見る限り、理科の問題数が大問5問となり、以前と比べて問題数が減少した分、1つ1つの問題難易度は上がっている印象です。
 また、神戸女学院定番の記述問題など、今までであれば捨て問に出来ていたところが、問題数の減少と共に1問の重要度が上がり、簡単に捨て問には出来なくなりつつあるため、来年度以降の受験者はこのあたりの対策をしっかりしておく必要があります。




神戸女学院の理科は広く浅く!

★理科
 神戸女学院の理科は、年度により大問数がかなり変化するのが特徴で、令和3年度は物理・化学単元から各1問、生物・地学単元が各2問の6問となりました。
 物理・化学単元では、グラフの読み取りなどありましたが、前半部分の基本知識に関する問題がしっかり解けていれば、後半の計算問題などが出来なかったとしても、それなりの点数になった印象です。
 生物・地学分野からは、基本知識を問う問題がでた一方で、現在様々なところで耳にする事もあるSDGs(持続可能な開発目標)について問う問題も出題されており、単なる知識の暗記だけで無く、身の回りに怒る事象や環境問題などに興味を持てるかが、点数に大きな影響を与えたと思います。
 神戸女学院の入試では、身の回りの環境問題などに対する知識や、受験生自身の考え方などを答えさせる問題が出題される事が甥ので、普段から新聞やニュースなどに触れ、そこで触れた事について自分でさらに深く調べるなど、好奇心を持つ事が必要である。
★算数
 算数は、昨年に引き続き問題数が両日とも大問6問と変わらず、問題難易度自体は変化が無かった。
 その上で、出題頻度はかなり偏って出題されるため、出題頻度の高いところは徹底的に演習をして欲しい。
 また、今年度の入試問題は全般的に標準レベルであったため、受験生にとっては解きやすい問題であったため、算数が得意な受験生にとっては差を付けにくかった様に思われる。
 来年度以降の難易度は予想しがたいが、昨年度までの難易度に戻っても問題ない様な練習をしておいて欲しい。

神戸女学院対策!

★理科
 神戸女学院の理科は、基本知識を問う問題を如何に正解できるかで得点が大きく左右される問題傾向です。
 そのため、神戸女学院対策はまず基本知識をしっかり身につける事が重要です。
 物理・化学単元であれば、難しい計算問題に触れる事よりも、実験装置の使い方や、実験途中に見られる変化・その原因などをしっかり調べておく事が求められる。
 また、SDGsなどのような環境問題などの時事的問題も、単なる知識を問うだけで無く、必要な取り組みや受験生自身の考え方を問う様な問題も出題されるため、普段から身の回りの事象や問題について見聞きした知識だけで無く、自分から深く調べ簡潔にまとめる練習も必要になる。
 計算問題や知識を問う選択問題の一部に難易度の高い問題も含まれておりますが、基本的な問題をしっかり合わせる事が出来れば合格ラインに充分届く事を考えて、普段の学習プランを練って貰いたい。
★算数
 神戸女学院算数は、問題難易度は高いものの出題頻度が偏っている。
 そのため、頻出単元である『速さ』・『食塩水』・『水量変化』・『数に関する問題』などは応用レベルの問題までしっかり練習をして貰いたい。
 また、神戸女学院の算数は全ての問題で途中経過を書かせる形式であるため、普段の練習から作図や立式課程を書き留める練習し、採点官に伝わる答案を作る事が必要になる。



入試過去問解説・分析

  理科 算数
解説 分析
解説 分析
2021年 第3問
第4問
     
2020年 第3問
第4問
     
2019年 第4問
第5問
     

学校案内

 大阪府大阪市天王寺区にある四天王寺境内に位置する関西最難関女子校。
 『和を以て貴しとなす』
 『四恩に報いよ 四恩とは 国の恩 父母の恩 世間の恩 仏の恩なり』
 『誠実を旨とせよ』
 『礼儀を正しくせよ』
 『健康を重んぜよ』
を学園訓とする。
 中学のコース編成は、①医志コース②英数Sコース③英数Ⅰコース④文化・スポーツコースの4コース編成で、中学2年生進級時に医志コース・英数Sコース↔英数コースの間でコース変更の機会がある。(尚、文化・スポーツコース生はコース変更は出来ない。) 
 尚、入試時の廻し合格は
   医志コース出願者:『医志コース』→『英数コース』
   英数Sコース出願者:『英数Sコース』→『英数コース』
の間でのみ廻し合格判定をしてくれるので、出願時のコース選択は考えてする必要がある。

学校HP学校HP


令和5年入試結果

コース 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
医志 約40名  150名
(Δ52)
147名
(Δ52)
82名
《41》
1.84倍
英数S 約40名  120名
(Δ4)
110名
(Δ8)
61名
《33》
1.80倍
英数(専願) 約170名  401名
(+74)
392名
(+74)
208名 1.88倍
英数(併願)  15名
(Δ7)
13名
(Δ8)
6名 2.17倍
文化・スポーツ 約20名  16名
(±0)
16名
(±0)
16名 1.00倍
 ※( )は前年比
 ※《 》は英数コースへの廻し合格者

   算数 国語 理科 社会 合計点
満点  120点 120点 80点 80点 400点
合格者平均点 87点 79点 51点 65点 286点
受験者平均点 77点 71点 48点 62点 261点
10点 8点 3点 3点 25点
最高点 120点 115点 73点 78点 382点
  医志 英数S 英数(専) 英数(併) 文化・スポーツ
合格最低点 293点 289点 239点 258点 262点
※合格判定は、次の様に計算し得点の高い方で行われます。
 ・4教科型受験者
 【医志コース】
   ①4教科合計点 ②国・算・理の合計×1.25倍
 【英数S・英数コース】
   ①4教科合計点 ②国・算・理の合計×1.25倍 ③国・算・社の合計×1.25倍
 ・3教科型受験者
   国・算・理の合計×1.25倍
※文化・スポーツコースの合格点には、業績・実技点を含む。


 令和5年度入試は、医志コース・英数Sコースでの大幅な志願者数・受験者数減少を受け注目されたが、英数Sコースこそ微減に留まったが、医志コースでは志願者・受験者数共に50名を超える大幅減となった。
 その結果、入試倍率は医志コース設置以来最低の1.84倍となりました。
 この様な状況になった最大の原因は、
  ①廻し合格が医志コース→英数コース・英数Sコース→英数コースでしか行われない。
  ②入学後のコース変更が医志コース・英数Sコース↔英数コースでしか行われない。
事だと思います。
 ①については、医学部進学を目指していない(特に文系志望の)最難関層への訴求を考えたのかもしれませんが、結果的に医志コースと英数Sコースの入試レベルにほとんど差がなく、3コース制にしている意味が余り無いように思います。
 ②についても、入試での廻し合格者の救済措置的に、英数コースから医志コースや英数Sコースへのコース変更を用意し、廻し合格者の入学を増やす意図があったのかもしれませんが、中学入学後の授業難易度やペースの違いを考慮すると、無理に英数コースで1年頑張るよりも、他の難関中学への進学を考えるのは当然だと思います。

 ただ、その一方で英数コースを専願で受験する生徒にとっては、廻し合格組の大半が入学を辞退する事を予想したのか、志願者数・受験者数共に70名を超える大幅増となりました。
 さらに、合格者数も200名と昨年から一気に45名も増えた事で、入試倍率が1.88倍と2倍を切り、結果的に予想が当たったと思います。
 この様に、コースは問わず『とにかく四天王寺に行きたい』生徒にとっては、大きなチャンスになったと思います。

 来年以降も、現状の入試システムが変わらない限りこの流れは続くと予想されますので、医志コースや英数Sコースを志望する受験生は慎重な選択が必要になりますし、コース不問で四天王寺にどうしても行きたい受験生には、思い切った挑戦が出来る状況になると思います。




四天王寺入試はハイレベル!

★理科
 四天王寺の理科は、物理・化学・生物・地学単元が各1問と例年通りとなっている。
 どの分野からも表やグラフを用いた応用レベルの出題があり、今年は生物単元でグラフを描く問題が出題された。
 全体の問題数に対して計算問題の割合が高く、一方で試験時間が短いため時間配分に細心の注意をする必要があった様に思われる。
 また、受験者平均が2年連続で7割近くなることから、医志コース・英数Sコース志願者は8割程度の点数は必要になったと思われる。
★算数
 四天王寺の算数は、例年通り解答用紙に答えだけを書く形式で変更は無かった。
 今年度も引き続き緻密な作業を要する非常にハイレベルな問題が並び、受験生にとっては根気強さを試される試験であったと思われる。
 また、ダイヤグラムを作図したり、丁寧に調べ上げる必要のある場合の数など、受験生が敬遠しがちな問題の出題もあり、普段から意識をもって勉強する必要がある。

四天王寺対策!

★理科
 四天王寺理科の対策は、そのグラフや表の多さが特徴です。
 読み取りだけで無く、受験生自身がグラフを描く問題も出題されており、何の対策も無く不慣れなままで臨むと、時間的余裕も無くなり大きく点数を落としてしまいます。
 そのため、物理・化学・生物・地学の描く単元でグラフや表を用いた問題に接し、必要な情報の読み取り方や、条件の整理の仕方などを学ぶと共に、グラフや表を使って問題を解く練習をする必要がある。
 また、計算問題もハイレベルな問題が続きますのが、基本解法をしっかり身につけると確実に点数が取れる問題でもあります。
 普段から、作図や条件整理を面倒臭がらず、細かい計算ミスに注意して練習をして欲しい。
★算数
 四天王寺算数は、解答用紙に答えのみを書く形式であるが、全体として非常に高いレベルの思考力と緻密な作業を求められるため、中途半端な対策では太刀打ちできない。
 特に、頻出単元である『速さ』や『場合の数』はダイヤグラムの作図や、丁寧な場合分けや書き出しなど、受験生が不得意にするところもしっかり出題されるので、普段から嫌がる事無く根気強く解く意識をもって貰いたい。
 また、今年度は出題が無かった『規則性』の問題なども、昨年までは頻出単元でしたので、来年度出題があると予想されるので、しっかり対策をしておきたい。



入試過去問解説・分析

  理科 算数
解説 分析
解説 分析
2021年 第4問
     
2020年 第1問      
2019年 第4問
第5問
     

学校案内

 大阪府高槻市に所在する関西有数の最難関中学。
 2004年度より高校募集を停止し、完全中高一貫教育を提供する。
 伝統のある私立男子校であったが、子化や公立高校の教育改革を背景に、2017年度より女子の募集を開始し、2022年度現在男女共学化への移行期にある。

 また、経営強化のため、2014年学校法人大阪医科大学と、2016年学校法人大阪薬科大学と法人合併し、現在の経営母体は学校法人大阪医科薬科大学となっている。
 学校創立時より大阪医科大学と交流があり、同校での体験授業ならびに実習が本校学生向けに行われており、、伝統的に医学部進学希望者が多い学校である。

 「真面目に、強く、上品に」の校訓の下、国家・社会を担う人物の育成を目的とし、厳格な校則は存在せず、個性を重視する教育を行っている。

学校HP学校HP


令和5年入試結果

  募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
A日程  80名  298名
(+78)
216名
(+70)
124名 2.31倍
B日程 30名  429名
(+32)
343名
(+44)
111名 3.09倍
☆科目成績
【A日程】
   算数 国語 理科 社会 合計点
満点  120点 120点 80点 80点 400点
合格者平均点 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
受験者平均点 85.2点 54.5点 59.7点 56.9点 ー点
ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
合格者最高点 ー点 ー点 ー点 ー点 370点
合格最高点 370点
合格最低点 258点
※合格判定は、次の様に計算し得点の高い方で行われます。
 ・4教科型受験者
   ①4教科合計点 ②国・算・理の合計×1.25倍 ③国・算・社の合計×1.25倍

【B日程】
   算数 国語 理科 合計点
満点  120点 120点 80点 320点
合格者平均点 ー点 ー点 ー点 ー点
受験者平均点 64.0点 82.1 49.2点 ー点
ー点 ー点 ー点 ー点
合格者最高点 ー点 ー点 ー点 285点
合格最高点 285点
合格最低点 213点


 令和5年度は、A日程志願者が前年比72名増の298名、受験者数が前年比70名増の286名と過去5年間で最多となる一方で、合格者数は昨年と同じ124名で倍率2.31倍と、昨年度に比べ大幅に難化した。
 女子最難関層にとって、統一入試日の受験校がコース改悪のあった四天王寺では無く、高槻への移行が進んできているように思う。
 この流れは、現状では来年度以降も続いていく可能性が高いため、高槻志望の女子にとっては受験校の選択にあたっては十分に注意が必要になると思われる。
 また、各科目では、算数の受験者平均が54.5点と過去5年で最低となり、難化が著しいだけで無く、ここでの差が合否に与える影響が非常に大きく、例年以上の算数勝負の傾向が色濃く表れた入試となった。
 理科に関しては、例年と同様に受験者平均が59.7点と75%を越える得点率で、7割程度では勝負にならない状況であるため、8割を最低ラインと考えた勝負を意識する必要がある。




高槻入試は穴が無い!

★理科
 高槻の理科は、物理・化学・生物・地学単元が各1問が基本となり、大問5問の年は基本事項のチェックを意図する問題が1題入る。
 物理単元では、“てこ”・“電気回路”の出題が多い。化学単元では、“水溶液の反応”・”気体の発生”が中心で、表やグラフの読み取りが必須となっている。生物単元は“植物”・“人体”の出題頻度が高く、基本知識だけで無く計算が入った応用レベルまで手を広げておく必要がある。地学単元は“天体”が中心であるが“地層”範囲の出題も散見される。ただ、難易度自体は基本レベルの出題がほとんどなので、メインテキストをしっかり学習しておく必要がある。
★算数
 A・B両日程とも例年通り、大問1~4は答えのみを書かせ、大問5で導出過程を書かせるパターンで難易度は最難関校頻出単元である『複雑な計算問題』『数え上げなど工夫の必要な場合の数』『平面図形と比』『立体図形』が基本となる。
 難易度は高めに設定されているため、算数の出来が合否に与える影響は非常に大きい。

高槻対策!

★理科
 高槻理科の対策は、まずは基本知識の正確な習得が中心となる。
 合格者平均が80%前後と高くなる高槻入試では、生物・地学単元は基本知識を答問題での取りこぼしは致命傷となる。
 この基本問題で点数が取れた上で、計算問題を含む応用レベルの問題で70%程度の得点を取れるように、過去問含め練習を積んでおく必要がある。
 また、化学単元では表やグラフの読み取りが必須となるため、普段から表やグラフを正確に読み取る練習をこなし、出来れば自分でグラフを描くなどの練習を積んでおきたい。
 物理単元は、『力学』『電気回路』の出題が多く、手回し発電機やコイルモーター、浮力など受験生が苦手にしやすい単元の出題が中心になるため、高槻志願者はしっかり練習しておく必要がある。
 高槻理科は、難易度はそこまで高く無いものの、受験生にとって穴になる単元からの出題が多い学校であるため、過去問などで苦手単元をなくす努力が必要になる。
★算数
 高槻算数は、問題を正確に読み解く読解力や作図力、条件整理力など非常に高度な能力を必要とする問題が出題される。
 このレベルの問題に対応するためには、普段から難易度の高い問題にあたるだけで無く、難しい問題にも粘り強く喰らい付く根気強さが必要となる。
 日々の学習の中で、条件整理・作図・立式の3点を意識した勉強をする事が重要で、6年生後半には入試過去問の演習を徹底して行う必要がある。



入試過去問解説・分析

  理科 算数
解説 分析
解説 分析
2021年 第3問
第4問
     
2020年 第3問
第4問
     
2019年 第4問
第5問
     

学校案内

 大阪府高石市に所在する関西有数の最難関驚愕中学。
 中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校であったが、1999年度入試より共学校となり、2002年度より高校も共学となった。
 「徳・健・財、三拍子そろった姿でルールを守り、世の中のために尽くす人間となるために、勤勉努力する理想的な人物を育成する」の下、朝礼時に各位が般若心経を読誦するなど、仏教の戒律の精神に基づく厳格な学則は有名である。

学校HP学校HP


令和5年入試結果

★令和5年1月15日(日)実施
●A入試【4教科型・3教科型】
   募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
S特進 男子 70名 男子
ー名

女子
ー名
男子
ー名

女子
ー名
ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
特進 男子 110名 ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
算数 国語 理科 社会 合計点
満点 120点 120点 80点 80点 400点
受験者平均点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
受験者最高点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
合格基準点 S特進  ー点
特進 ー点
※4教科型入試の合否判定
  ①4教科合計点 ②国・算・理の合計点×1.25 ③国・算・社の合計点×1.25
 ①~③の最も高い点数
※3教科型入試の合否判定
  3教科合計×1.25

●SG入試【3教科型+英語検定入試】
   募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
S特進 男子 20名 男子
ー名

女子
ー名
男子
ー名

女子
ー名
ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
特進 男子 30名 ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
算数 国語 理科 合計点
満点 120点 120点 80点 400点
受験者平均点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点
受験者最高点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点
合格基準点 S特進  ー点
特進 ー点
※合否判定
  ①3教科合計×1.25 ②国・算の合計点×400/240 ③算・理の合計点×2
 ①~③の最も高い点数

★令和5年1月17日(火)実施
●B入試【4教科型・3教科型】
   募集人数 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
S特進 男子 20名 男子
ー名

女子
ー名
男子
ー名

女子
ー名
ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
特進 男子 30名 ー名 ー倍
女子 ー名 ー倍
算数 国語 理科 社会 合計点
満点 120点 120点 80点 80点 400点
受験者平均点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
受験者平均点 男子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
女子 ー点 ー点 ー点 ー点 ー点
合格基準点 S特進  ー点
特進 ー点
※4教科型入試の合否判定
  ①4教科合計点 ②国・算・理の合計点×1.25 ③国・算・社の合計点×1.25
 ①~③の最も高い点数
※3教科型入試の合否判定
  3教科合計×1.25


 清風南海の令和5年度入試は、詳細な数字が判明次第お知らせ致します。




清風南海入試は算数・理科勝負!

★理科
 令和5年度入試も、例年通りの物理・化学・生物・地学単元から各1問と例年通りバランスの良い出題となった。
 化学単元は、『水溶液の性質』と『気体の発生』からの出題でしたが、難易度はそれほど高くなく、落ち着いて取り組めば完答日会で気になったと思われる。
 その一方で、物理単元は『電気回路』でしたが、少し見慣れない形の回路について、ヒントを与えておいて解かせる問題でした。
 この様に、受験生の大半が知らないものを出題し、ヒントを読み取れるかどうかを試される問題は、比較的点数に差が付きやすく合否に与える影響が大きくなる。
 生物・地学単元は、基本的な知識問題と、ここ数年出題頻度の上がっている“生物濃縮”を題材にした計算問題でした。
 今年度は、全般的に標準レベルの問題が中心でしたので、生物単元の“生物濃縮”問題と、物理単元の“問題文の読解”で差が付いた様に思われる。

★算数
 令和5年度入試は、例年通り大問5問構成で、60%強を占める『文章題』と『図形問題』を如何に正確に解くかが勝負であった。
 『文章題』も『平面図形』も、毎年出題傾向が似通っているので、過去問などで対策をしっかりする事が必須となる。
 最後の『速さ』の問題は、難易度も高く時間もかかる問題でした。
 そのため、第4問までの出来が合否に大きく影響したように思われる。

清風南海対策

★理科
 清風南海の理科は、物理・化学・生物・地学の4単元がバランス良く出題されており、単元ごとには的を絞りにくい出題となっている。
 物理・化学単元は計算問題が中心になるが、難易度は標準レベルにあるので、ここでの失点は合否に与える影響が非常に大きく、特にS特進志願者にとっては是が非でも得点をとっておきたい問題となっている。
 B入試については、計算問題はかなりの難易度を誇るため、ここで得点が取れるとかなり有利になる。
 一方、生物・地学単元の知識問題は記号選択問題であるため、確実に点数をとっておきたい。
 また、見慣れない条件設定をした問題などの出題もあるため、普段から問題文をしっかり読む癖を身に付け、仮に知らない知識が出てきたとしても、消去法など粘り強く答えに近付く努力を普段の学習から身に付けておく必要がある。

 女子の方が4教科を勉強する割合が高いため、理科に割く時間が男子に比べて短くなる事が原因で、例年女子の理科の点数は男子に比べ少し差がありますが、清風南海を志望する場合はこの差を如何に埋めるかが勝負になります。
★算数
 清風南海算数は、A・B入試共に出題頻度が非常に高い『文章題』と『平面図形』の問題を徹底的に練習する事が必要である。
 第1問の計算問題、第2問の小問集合部分に関しては、できるだけ素早く正確に処理が出来なければ、後半の問題に充分な時間を割く事が出来なくなるので、普段から時間配分と正確性を意識して欲しい。
 第3問は例年『図形問題』の出題であり、今後も続くと思われるが、比の使い方など平面図形の基本解法をしっかり習得できていれば得点できる問題である。
 そのため、平面図形の標準レベルの問題演習には時間を割いて貰いたい。
 また、第4~5問については、条件整理や思考力を問われる問題となっており、問題の取捨選択を考えながら、解ける問題を確実に解きたい。
 複雑な思考問題も出題されるので、普段から図を描く事や考え方を整理して書く事などを心がけて学習をしたい。問題を正確に読み解く読解力や作図力、条件整理力など非常に高度な能力を必要とする問題が出題される。
 また、円周率も7/22と出題される学校でもあるので、問題文中に与えられた数値にも注意できる様に、普段から問題文を丁寧に読む意識を持って欲しい。



入試過去問解説・分析

  理科 算数
解説 分析
解説 分析
2021年 第3問
第4問
     
2020年 第3問
第4問
     
2019年 第4問
第5問
     

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