本日、兵庫医科大学の2次試験(面接)の合格発表があり、担当の生徒が無事合格しました。
思い起こせば2年前、当時彼が高校3年生になったばかりの頃に、私の所に指導依頼が来ました。
医学部志望の公立高校に通う生徒でしたが、とにかく理科が出来なかった。
依頼が来た数週間前に、河合塾の高2全統マーク模試を受けていたのですが、物理・化学共に30点に満たない散々な結果でした。
指導スタート時点で、お父様・お母様・本人を前に『国公立大学医学部を志望するのであれば2浪も覚悟して欲しい』と伝えたぐらいです。
そこからは、お父様・お母様・本人・私の4人5脚で一歩ずつ進め、お父様・お母様にとっても時には厳しい言葉を伝えさせて頂きながら、指導を進めていきました。
初年度は、センター試験で物理・化学が80点を超える所まで上昇しました。
勿論、医学部合格を考えると全く話にならないレベルですが、スタート時点の成績を考えるとこれでも充分なものだったと思います。
そして、浪人しても他の科目は予備校で学び、物理・化学は指導継続という形でスタートしました。
そして、今年はとうとう兵庫医科大学に合格する所まで来ました。
センター試験の英語と社会でミスがあり、国公立大学は山口大学の医学部を受験しますが、今の成績ならチャンスはあると思います。
初めは2浪も覚悟して欲しいと伝えましたが、私の想像をはるかに超える本人の努力と、そして、1家庭教師の言葉を信用して頂いたお父様・お母様にとっても、ゴールは手の届く所まで来ました。
残り3週間で国公立大学の前期試験です。
またまた、夢をかなえる一端に参加させて頂けるよう、最後まで頑張りたいと思います。